解 説■ |
全地形用装甲歩行型輸送兵器。 スノー・ウォーカーとも呼ばれるAT-ATは、兵員輸送艇と攻撃車両の機能を兼ね備え、帝国陸軍の主力兵力である。 ブラスターの攻撃にもびくともしない装甲板で全体を覆い、あらゆる地形、環境下で行動が可能。 雪と氷に覆われた惑星ホスに反乱軍が築いたエコー基地侵攻に用いられた。 |
スペック■ |
機種名 :全地形用歩行兵器 分類 :ウォーカー 操作要員:3名(操縦士1、砲手1、指揮官1) 全高 :16メートル 積載兵員:40名 積載重量:400キロ 武装 :重レーザー・キャノン2基、火器連動中型ブラスター2基 |
デザイン■ | ジョン・バーグ、ジョー・ジョンストン |
模型製作■ | インダストリアル・ライト&マジック(プロトタイプ:ジョン・バーグ、撮影用本体:トム・セントアマンド、着色:ジョー・ジョンストン、極小モデル:マイク・フルマー) |
模型解説■ | 主なシーンは53センチの模型3台が使われ、フィル・ティペットとジョン・バーグによってストップ・モーションでアニメートされた。 中型モデルの寸法は全長53センチ、全高48センチ、全幅24センチ。 極小モデルの寸法は全長6センチ、全高5センチ、全幅2センチで5台製作。 ウォーカーが転倒するシーンには107センチの模型を製作、高速度カメラで撮影された。情景の雪に用いられたのは重曹。 スノースピーダーを踏みつぶす前脚は別途大きなスケールで製作され、これもクラッシュ専用に製作された大型のスピーダーを踏みつぶした。 当初はノルウェー政府より陸軍の戦車を手に入れ、これを改造する予定だった。しかしデザイナーのジョー・ジョンストンが60年代のUSスチール社の宣伝用パンフレットに描かれた4本足のトラックのイラストを見て、これをもとにデザインを起こした。 このイラストはシド・ミードの手によるもので、画集『センチネル』に収録されている。 |
登場作品■ | 『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』(1980) |