SF MOVIE Data Bank


チラシB面全文データ

「ブレードランナー」


ブレードランナー

★キャスト★
リック・デッカード・・・・・・ハリソン・フォード
レイチェル・・・・・・・・・・・ショーン・ヤング
ロイ・バッティ・・・・・・・・ルトガー・ハウワー
ガフ・・・・・・・・・・・・エドワード・オルモス
ブライアント・・・・・・M・エメット・ウォルシュ
タイレル・・・・・・・・・・・・ジョー・ターケル

★スタッフ★
監督・・・・・・・・・・・・・リドリー・スコット
製作・・・・・・・・・・・・・マイケル・デイリー
原作・・・・・・・・・・フィリップ・K・ディック
美術・・・・・・・・・・・・・・・・シド・ミード
特殊効果・・・・・・・・・・ダグラス・トランブル
音楽・・・・・・・・・・・・・・・・・バンゲリス

★SFを超えるSE<サイエンス・エンターテインメント>
地球は40年後、どうなっているか?
 2019年、400階の超高層ビル群がそびえ立つアメリカの巨大都市。人口過剰と環境汚染にみちた地球から逃れるため、何百万という人たちが、ほかの惑星へと移住して行った。人間たちはスター・ウォーズ(惑星戦争)にそなえて、“レプリカント”と呼ばれる高度に発達したアンドロイド(人造人間)を製造していた。すべてにおいて人間以上の能力を持ちながら、レプリカントはまたスペース・コロニー(植民惑星)における奴隷でもあった。
 この映画は、スペース・コロニーから脱走して地球に潜入し、人間になりすまして復讐を果たし、宇宙圏制覇を狙う強力なレプリカント軍団と、無力な警察になりかわって敢然とひとりで立ち向かう非情な特別捜査員との想像を絶した壮絶な闘いを主軸に、悪夢と化した明日の世界を、製作費52億円を投入してリアルな迫力で映像化し、終始徹底したハード・ボイルド・アクションで描く世紀のサイエンス・エンターテインメント超大作である。

★全世界が注目!ハリソンフォードの最新巨篇!
 主役の捜査員“ブレードランナー”に扮するのは「スター・ウォーズ」シリーズと「レイダース/失われたアーク」のヒーローを演じ新時代のスターとしていまや人気最高潮のハリソン・フォード。宿敵となるレプリカントのリーダーには「ナイトホークス」の世界征服をもくろむ恐るべき悪役で名をあげたオランダの名優ルトガー・ハウワー。神秘的な魅力で“ブレードランナー”の心をとりこにする女に「パラダイス・アーミー」のショーン・ヤング。そのほか、エドワード・オルモス、M・エメット・ウォルシュ、ジョー・ターケル、ブライアン・ジェームス、ジョアンナ・キャシディなどの多彩な助演陣が脇を固めている。

★アカデミー賞の常連!超A級スタッフが揃った
 監督は、やはり斬新なSF大作「エイリアン」の世界的ヒットでいちやく注目を集めた稀代のビジュアリスト、リドリー・スコット。「エイリアン」でチームを組んだラッド・カンパニー社長のアラン・ラッドの希望で今回も演出を手がけることになったのである。そして、スペース・テクノロジーの最新技術を駆使してスケールの大きい特殊効果をふんだんに見せてくれるのが、ダグラス・トランブル率いるトランブル・エンターテインメント・エフェクツ・グループ。トランブルは「2001年宇宙の旅」「未知との遭遇」「スター・トレック」などでアカデミー賞にノミネートされた特殊効果の第一人者である。製作は「ディア・ハンター」でアカデミー賞に輝いたマイケル・デイリー。

★今は亡き巨匠フィリップ・K・ディックの最高傑作!
 一作ごとにスキャンダラスなまでの迫力でまったく新しい文学の世界を展開していく現代SF最大の巨匠フィリップ・K・ディックのベストセラー小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』をもとに、ハンプトン・ファンチャーとデビッド・ピープルズが脚本を熱筆。(ファクトとフィクションをみごとに融合し、第三次世界大戦、惑星植民地、アンドロイド、ロボットアニマルなどSFの設定を巧みに駆使して、すぐまじかのリアリスティックな未来の世界を創造し、新しいSF脚本の誕生と絶賛されている。)
 美術には未来派デザイナーとして名高いシド・ミードの全面的協力を仰ぎ、ファッションはメビウスの名で知られているフランス人コミック・アーチスト、ジョン・ジローのアドバイスを受けて完璧を期している。

★これぞ映画の中の映画 この夏最高の面白さだ!
 「2001年宇宙の旅」「未知との遭遇」「スター・ウォーズ」「エイリアン」のダイゴ味を結集し、スリリングな恐怖感あり、サスペンスフルな臨場感あり、パワーフルな衝撃感あり、まさに映画の面白さがぎっしり詰まった80年代最高の娯楽SFアクションの豪華な集大成となっている。

★ストーリー
 遂に事件は起こった=緊急情報によると、ネクサス・シックス型レプリカントが4名、スペース・シャトルを乗っ取り、管轄都市近辺に着陸したというのだ。
 隊長のブライアントの脳裏に、すぐさまある男が浮かんだ。人間でない殺人者たちを識別する能力にかけて、あいつの右に出るものはない。その男の名はリック・デッカード(ハリソン・フォード)―元警官で、すご腕のブレード・ランナーだ。
 強引にこの事件を引き受けさせられたデッカードは、ただちに製造元のタイレル社に赴く。社長のタイレル自身から、ネクサス・シックス・レプリカントについて情報を仕入れるためであった。 スピナーで七百階建てのピラミッド型タイレル・ビルに到着。屋上からの訪問である。タイレルのオフィスには、謎めいた美女が、レイチェル(ショーン・ヤング)と名のってデッカードの気をそそった。
 タイレルは、調査に協力する前に、レイチェルをテストしてみては?とデッカードに挑戦してきた。半信半疑で受けてたったデッカードだが、百以上の質問を重ねたあげく、ようやく確信を持つことができた。彼女は、人間ではなかったのだ。
 その間に、レプリカントたちは、街の人ごみの中に消えていた。リーダー格のロイ・バッティ(ルトガー・ハウワー)には、ある計画があった。
 彼らの計画とは何か?―地上数百階の超高層ビルの林立する未来都市に、恐るべき力を持つレプリカントを、ブレードランナーが追撃する。


SF映画データバンクチラシB面全文データブレードランナー
(c)GeneralWorks