解 説■ |
1928年生まれ。 1950年代に短編作家としてデビュー、その後矢継ぎ早に長編を発表して「現代で最も重要なSF作家の一人」と呼ばれるまでになる。 1962年「高い城の男 The Man in the High Castle」でヒューゴー賞を受賞。 ディック特有と言われる、タイムスリップや異星人、予知能力などのSF特有の大道具小道具を徹底的に使いまくる作風は「メタSF」と呼ばれる。 晩年の「ヴァリス」「聖なる侵入」は彼の哲学の集大成と言われる。 1982年3月、心臓病で没する。53歳という若さだった。 同年に製作された映画『ブレードランナー』でファンが拡大。 86年にはG・ウォルコウ監督がディックに捧げたファンタスティック・ムービー『ディックの奇妙な日々』を製作した。 |
作 品■ | 『ブレードランナー』(1982:Novel "Do Androids Dream of Electric Sheep?") |
■ | 『トータル・リコール』(1989:Story "We Can Remember It For You Wholesale") |
■ | 『バルジョーでいこう!』(1992:Novel) |
■ | 『スクリーマーズ』(1995:Story "Second Variety") |
■ | 『クローン』(2001:Story) |
■ | 『マイノリティ・リポート』(2002:Story) |
■ | 『ペイチェック/消された記憶』(2003:Story) |
■ | 『スキャナー・ダークリー』(2006:Story "A Scanner Darkly") |
■ | 『NEXT -ネクスト-』(2007:Story "The Golden Man") |