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ウイリス・H・オブライエン Willis H. O'Brien

  解  説■ 1886.03.02〜1962.11.08
さまざまな職についたのち、ボクシング好きだったオブライエンは1913年のある日粘土でボクサーの人形を作った。そしてそれをストップ・モーション・アニメにしようと思いついた・・・・・それから歴史が始まる。
恐竜好きでもあったオブライエンは有史以前の光景を創造することに腐心することになり、『恐竜とミッシング・リンク』(1915)『眠れる山の幽霊』などを経て、名作『ロスト・ワールド』(1925)を生み出し、その8年後の1933年に映画史上に残る傑作『キング・コング』を生み出した。ところが、これ以降は不遇な映画人生を送ることとなってしまう。
遺作は『おかしなおかしなおかしな世界』(スタンリー・クレイマー監督、1963)で、『恐竜グワンジ』は彼の残した物語が使われたもの。
しかし、後世に残したものは大きく、レイ・ハリーハウゼン、ジム・ダンフォース、デビット・アレン、フィル・ティペットなどの直接、間接の弟子たちを生み出した。
(資料協力:skydog氏)
 
作  品■『Morpheus Mike』(1915 : Special Effects)
『恐竜とミッシングリンク』(1915 : Directed, Photography and Special Effects)
『紀元前1万年』(1916 : Director, Special Effects)
『Prehistoric Poultry』(1916 : Director, Special Effects)
『The Birth of a Flivver』(1917 : Director)
『Curious Pets of Our Ancestors』(1917 : Director)
『眠れる山の幽霊』(1918 : Special Effects)
『Creation』(1931 : Special Effects)
『ロスト・ワールド』(1925 : Special Effects)
『Creation』(1931 : Special Effects)
『キング・コング』(1933 : Chief Technician)
『コングの復讐』(1933 : Special Effects)
『ポンペイ最後の日』(1935 : Chief Technician)
『Dancing Pirate』(1936 : Photographic Effects)
『猿人ジョー・ヤング』(1949 : Special Eeffects Supervisor)
『This Is Cinerama』(1952 : Paintings Contribution)
『動物の世界』(1956)
『原始怪獣ドラゴドン』(1956 : Story)
『黒い蠍』(1957 : Special Effects)
『The Cosmic Monster』(1958)
『海獣ビヒモス』(1959 : Special Effects
『失われた世界』(1960 : Effects Technician)
『キングコング対ゴジラ』(1962 : Story "King Kong vs. Prometheus")
『おかしなおかしなおかしな世界』(1963)
『恐竜グワンジ』(1969 : Story "Valley of the Mist")


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