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「スター・トレック4 故郷への長い道」


故郷への長い道
スター・トレック4

全米驚異の大ヒット!楽しくヒューマンなドラマに大拍手。
 1986年11月26日、全米で公開された「故郷への長い道スター・トレック4」は、公開4週間でなんと、1300万人の観客を動員、6700万ドルもの興収をあげ、大ヒット。
 この作品は、あのあまりにも有名なSF冒険映画、スター・トレックの最新第4作目にあたる。シリーズ中、一番のヒットを記録したのは、今までのファン向けの内容とは一味違ったアイデアによって、誰れにも楽しめるものに生まれ変ったからだ。

23世紀から20世紀の現代へタイムスリップさあ何がおこる?
 時は23世紀。地球は、異星から飛来した巨大な謎の探査船によって、壊滅寸前。なぜ、なんのために――。パニックにおちいりながらも、地球を救う方法は、過去にその秘密があることをつきとめた、カーク提督スポック艦長たちは、宇宙船で20世紀の世界へ、危険なタイム・トラベルを決行する。
 未来の人間が現代へ。スリリングだけど、おかしな事ばかり。未来人にとって1986年のサンフランシスコは、なにからなにまで非常識。でも舞台が現代の地球に移ったからといっても、もちろんスバラしい特撮は、盛りだくさん。

未来の人々は、現代に何を求めて、やって来たのだろうか?
 20世紀にやって来た宇宙船の乗員たちは、緊急指令のもとに、各地へとんだ。
 ●現代の地球上にはない、金属以上の強度を持ったプラスチックを求めて――
 ●核燃料から抽出できる光子を求めて――
 ●巨大な生物を求めて――
 すべては、23世紀の世界へ、生物を移送するためなのだ。地球の未来と生物を結びつけるものとは?人類の自然への愛と祈りをこめて、ヒューマンなドラマが、残されたわずかな時の中で、サスペンスフルに展開される。そして、彼らが未来から来た人間であることを知った、カーク提督に恋心を抱く現代女性ジリアンは――?

 出演は、カーク提督に「パトカー・アダム30」のフッカー巡査長役でも人気のウイリアム・シャトナー、第3作に続いて監督も兼任のミスター・スポック役、レナード・ニモイ、ドクター・マッコイには長い芸歴を誇るベテラン、ディフォレスト・ケリー、スコットにジェームズ・ドゥーアン、スールーには日系三世ジョージ・タケイ、ウフーラには歌手でもあるニシェル・ニコルス、チェコフにはウォルター・ケーニッグ、など、TVシリーズ以来、不動のオリジナル・キャストたち。今回はその他に、現代の地球の海洋生物学者ジリアン・テイラーに、TV映画「マリリン/語られざる物語」でエミー賞のノミネートを受け、最新作「ペギー・スーの結婚」でも好評を得た、若手の演技派女優、キャサリン・ヒックスが扮し、エンタープライズ・クルーと共に大活躍している。
 製作総指揮を務めたハーブ・ベネット、音楽は「バリー・リンドン」でアカデミー賞を受けた大ベテラン、レナード・ローゼンマンが担当。迫力ある特撮はインダストリアル・ライト&マジック(ILM)。「スター・トレック」の創作者ジーン・ロッデンベリーは前二作に引き続き製作顧問で参加。そして監督及び、原作共著は、「スター・トレック/ミスター・スポックを探せ!」で映画監督としてデビュー、大好評を博したレナード・ニモイが再び担当、その腕を存分にふるっている。


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