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「スター・トレック３　ミスター・スポックを探せ！」

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スター・トレック３　ミスター・スポックを探せ！

スタッフ
総顧問・・・・・・・・・・・・・・・・ジーン・ロッデンベリー
音楽・・・・・・・・・・・・・・・・・・ジェームズ・ホーナー
編集・・・・・・・・・・・・・・・・ロバート・Ｆ・シュグルー
美術監督・・・・・・・・・・・・・・ジョン・Ｅ・チルバーグIII
撮影・・・・・・・・・・・・・チャールズ・コレル・Ａ・Ｓ・Ｃ
製作総指揮・・・・・・・・・・・・・・・ゲイリー・ナーディノ
製作補佐・・・・・・・・・・・・・・・・・ラルフ・ウインター
スター・トレック創作・・・・・・・・・ジーン・ロッデンベリー
原作・製作・・・・・・・・・・・・・・・・・ハーブ・ベネット
監　督・・・・・・・・・・・・・・・・・・・レナード・ニモイ

キャスト
カーク提督・・・・・・・・・・・・・・ウイリアム・シャトナー
ミスター・スポック・・・・・・・・・・・・・レナード・ニモイ
スコット主任機関士・・・・・・・・・・ジェームズ・ドゥーアン
チェコフ中佐・・・・・・・・・・・・・ウォルター・ケーニッグ
スールー操舵士・・・・・・・・・・・・・・・ジョージ・タケイ
ウフーラ通信士・・・・・・・・・・・・・・ニシェス・ニコルス
デビッド・マーカス・・・・・・・・・・・メリット・パトリック
サービック大尉・・・・・・・・・・・・・・ロビン・カーティス
クルーグ・クリンゴン司令官・・・・・・クリストファー・ロイド
サレック大使・・・・・・・・・・・・・・・・マーク・レナード
トウラル・バルカン祭司・・・デイム・ジュディス・アンダーソン

◆解説
　全世界に１千万のファンと450のファンクラブを持つ世紀の傑作ＳＦ映画「スター・トレック」、その最新作「スター・トレック３／ミスター・スポックを探せ！」がいよいよ公開される！！
　前二作をはるかに上回るスピード感あふれるストーリー、シャープなスペース・アクション、目を奪われる特撮シーンの連続した、徹底的に楽しいＳＦアドヴェンチャー映画だ。
　登場人物は、不屈の意志を持つヒーロー、カーク提督、ドクター・マッコイ他おなじみの人気キャラクターたち。そしてＳＦ史上最高の美しさと称えられるスターシップ・エンタープライズ号も大活躍する。
　今回カーク以下を窮地に陥れる強敵は、軍事独裁帝国クリンゴンの武将クルーグと、姿なき戦闘艦バード・オブ・プレイ（猛禽）だ。
　この両者が、科学の力で一瞬のうちに作り出された惑星＜ジェネシス＞の秘密を巡って、そう絶な死闘を展開する。また、この惑星に埋装されたはずのスポック艦長を巡る謎とは？
　アッと驚く結末をひた隠しにして製作された「スター・トレック３／ミスター・スポックを探せ！」が、いよいよ神秘のベールをぬぐ！！
　出演はウイリアム・シャトナー、ディフォレスト・ケリー他レギュラーたち。クルーグにはクリストファー・ロイドが扮する。
　スポック役でおなじみのレナード・ニモイが今回初めて監督を務めるのも楽しみだ。

Ｕ.Ｓ.Ｓエンタープライズ号他スターシップのすべて
「スター・トレック３」には、ある意味で主役とも言える数々のスターシップが登場している。

●Ｕ･Ｓ･ＳエンタープライズＮ･Ｃ･Ｃ-1701
　このシリーズには、おなじみのスターシップである。カーク提督にかわって艦長となったミスター・スポックが、前回カーンとの戦いで自からを犠牲にして艦を絶体絶命の危機から救った後、ふたたびカーク提督自らスポック探索のために、惑星ジェネシスへ向かうのである。カーンとの戦いで傷つきながらもその優雅な船体は、まさに天翔るスペース・スワンともいうべき美しさだ。

●Ｕ･Ｓ･ＳエクセルシオルＮ･Ｃ･Ｃ-2000
　今回、初めて登場する「ギャラクシー・クラス」（銀河宇宙級）の惑星連邦のスターシップである。新システムのトランス・ワープ・ドライブ・システムによりエンタープライズ号を数段うわ回るスピードを得ることができる。ワープ・スピードの増大に伴う船体への負荷に耐えるため、船体のデザインが独特の形状になっている。

●Ｕ･Ｓ･ＳグリッソムＮ･Ｃ･Ｃ-838
　科学調査専用船である。調査用の種々の機材や環境実験室をそなえており、宇宙の移動実験室とも言える船である。その船名の由来も宇宙開発に自からの命を犠牲とした１人のアメリカの宇宙飛行士、ガス・グリッソムの名を取っている。彼は1976年1月、ケープ・ケネディで起きた悲劇的なアポロ宇宙船の火事で亡くなったのである。

●バード・オブ・プレイ
　連邦とは宿敵の惑星クリンゴン帝国のスターシップである。小型ながらも重武装船であり、強力な防衛シールドやクローキング・ディバイス（船体を敵のセンサーなどの感知機からシールドする装置）を持っている。艦首には強力な光子魚雷発射管、その独特な両翼にはディスラプター・ボルト発射装置（プラズマ・エネルギーを利用した破壊兵器）を備えており、その名が示す通り、その姿は、まさに獲物を狙おうとしている猛禽である。

●スペース・ドック
　連邦のスターシップの母港であり、任務を終えた船や、また任務のために発進する船が出入りをする。内部にはエンタープライズ・クラスが優に14〜15隻は入るぐらいの広さがある。