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「パプリカ」
「東京ゴッドフアーザーズ」今敏X「時をかける少女」簡井康隆X「METROPOLIS]マッドハウスによって誕生したケレン味たっぷりの「パプリカ」に、世界が熱狂!
「千年女優」「東京ゴッドファーザーズ」で数々の国際映画賞を制し、日本アニメ界の新世代を代表するクリエイターとして一躍最前線に躍り出た今敏監督。彼が日本文学界の巨匠・筒井康隆原作の傑作SF小説を、クオリティ映像で国際的評価も高いアニメ制作集団マッドハウスと組んで映画化した待望の最新作が「パプリカ」だ。
製作発表以来、世界の映画人&アニメ・ファンの熱い期待を集めてきた本作は、2006年ヴェネチア国際映画祭のコンペ部門で、日本アニメとしては「ハウルの動く城」以来2度目の出品作に選ばれる快挙を達成!コンペ出品作中、チケットが完売したのは唯一のアニメ作品となった本作だけ!上映後には5分間も拍手が鳴り止まず、世界の映画人から絶賛の嵐を浴びた。既に米国、フランス、イタリア、スペイン、カナダでの公開も決まっており、全世界に「パプリカ」ムーヴメントが巻き起ころうとしている!
夢のテロリストに立ち向かう夢探偵パプリカの活躍を描く本格サイコ・サスペンス!
精神医療研究所で開発された"DCミニ"は、他人の夢を共有できる画期的テクノロジー。そのDCミニが何者かに盗まれた!その日から、一人また一人と、研究所の関係者たちが奇怪な夢を見るようになり、精神を侵されてゆく。
謎の解明に立ち上がったのは若く美しいセラピスト、千葉敦子。彼女には、極秘のセラピーを行う時に使う、もうひとつの顔がある。それが夢探偵パプリカだ。パプリカとしてクライアントの眠りの中に姿を現す時、彼女は容貌も性格も一変し、キュートで開放的な少女となって、迷える心を導くのである。
"夢のテロリスト"のたくらみを暴くため、パプリカは狂ったイメージが氾濫する夢の中へと飛び込んでいく!だが彼女を待っていたのは、ぞっとするようなおぞましい罠だった……。
やがて物語は驚くべき結末へと突き進んでいく!!
平沢進の音楽にのって、驚愕の映像マジックがスクリーンで展開!
ヴィジュアルの面白さや奇抜さを狙った仕掛けの派手な演出を、演劇、特に歌舞伎の世界ではケレンと呼ぶが、本作はまさしくケレン味たっぷりの映像表現に一瞬たりとも目が離せない。特にファンタジックでハイパーリアルな夢のシーンは大きな見せ場。様々な玩具や電化製品、郵便ポスト、鳥居、自由の女神までが練り歩く狂乱のパレードは圧倒的スペクタクルとなっている。また、中国娘、孫悟空、ティンカーベルと次々に衣装を変えていくヒロインの七変化も圧巻だ。キッチュで創りこまれた音楽とともに目に耳に焼きついて離れない、超パワフルな映像体験がここにある。
映像化不可能と言われた原作に命を吹き込んだのは、日本アニメ界最高レベルのスタッフたち。キャラクター・デザインおよび作画監督は「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」の安藤雅司。音楽は今作品には欠かせないテクノ界の巨匠・平沢進。またヴォイス・キャストには、「新世紀エヴァングリオン」「ポケットモンスター」の林原めぐみ、「機動戦士ガンダム」の古谷徹、新劇界の重鎮・江守徹といった強力メンバーが起用されている。
パプリカ
敦子が極秘のセラピーを行う時の、夢の中での人格。少女のような容貌と自信に満ちたたくましい行動力で悩めるクライアントを魅了する
千葉敦子
精神医療研究所の優秀なセラピスト。そのクールな美貌と才能が同僚たちの憧れと嫉妬をかきたてる
島寅太郎
敦子別言頼を寄せる精神医療研究所所長。かつてパプリカの治療を受けたこともある
時田浩作
敦子の同僚で、DCミニを開発した天才科学者。超肥満体の研究オタクだが、優しくイノセントな心の持ち主
小山内守雄
敦子への密かな欲望をたぎらせる野心家の研究員
氷室啓
時田の助手。人形コレクターでもある。DCミニの盗難と同時に失踪する
乾精次郎
精神医療研究所の理事長。テクノロジーを利用して他人の無意識に介入する危険性を指摘する
粉川利美
不安神経症に悩む刑事。学生時代からの友人である島の紹介でパプリカの治療を受ける
玖珂&陣内
ネット上に存在するパプリカ御用達のバー"ラジオ・クラブ"のマスター&ウェイター(今監督と筒井康隆!)
「途方もなくエキサイティング!シートベルトをしめるように!」
───映画祭ディレクターマルコ・ミューラー
今監督がアニメというジャンルに付け加えたもの、
それは、重層的に組み込まれた物語で、観客と心理的なゲームを可能にする、
まった新しいポスト・モダンな感覚だ。
───「スクリーン・インターナショナル」9/5
快挙です。アニメ「パプリカ」の映像は素晴らしく、
世界に向けて開かれた内容も剌激的で、小生、「もしかするとこの作品、
おれの一番の傑作だったのかもしれない」と、
つい思わされてしまいました。
───筒井康隆(原作者)
★第63回〈ヴェネチア国際映画祭〉
コンペティション部門出品作品
★第19回〈東京国際映画祭〉
animecs TIFF 2006 x digital TIFF 共同オープニング作品
世界中の映画祭へ出品決定!
★第12回アテネ国際映画祭〈ギリシャ〉
★第17回サン・セバスチャン・ホラー・ファンタジー映画祭〈スペイン〉
★第39回シッチェス国際カタルニヤ映画祭〈スペイン〉
★第6回シネアジア映画祭〈ドイツ〉
★第22回ワルシャワ国際映画祭〈ポーランド〉
★第18回ナット映画祭〈デンマーク〉
★第42回シカゴ国際映画祭〈アメリカ〉
★第44回ニューヨーク映画祭〈アメリカ〉
★第11回釜山国際映画祭〈韓国〉
★第26回ルイ・ヴィトン・ハワイ映画祭〈アメリカ〉
★第20回リーズ国際映画祭〈イギリス〉
★第35回フェスティバル・ドゥ・ヌーボーシネマ〈カナダ〉
その他、続々とオファー殺到!
2006年/日本/ビスタサイズ/SR.SRD.DTS/上映時間:1時間30分
(c)2006 MADHOUSE / Sony Pictures Entertainment(Japan)lnc.
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