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「ブレインストーム」


クリストファー・ウォーケン
ナタリー・ウッド
ルイーズ・フレッチャー
クリフ・ロバートソン
ブレインストーム
製作・監督 ダグラス・トランブル
脚本 ロバート・スティッツェル
フィリップ・フランク・メッシーナ
撮影 リチャード・ユーリチック
音楽 ジェームズ・ホーナー
(サントラ盤・ビクターレコード)
■カラー作品 MGM/UA作品
CIC配給

◎ニュー・メディア時代を斬るスーパー・サイエンス!
 シリコン・バレーと並ぶ全米高度先端技術のメッカ、ノースカロライナ州のとある研究所で、いましも、とてつもないマシーンが完成した。人間センサーに最新コンピューターをドッキングさせてその装置は、一人の人間の思考・記憶・肉体的感覚を、他人がまったく同様に再生体験できるという驚異の知覚伝導体。研究にたずさわった科学者たちにとっては、次代のコミュニケートを切り拓く夢の実現だった。だが、その喜びとは裏腹に、恐るべき陰謀が一方で進行していた。
 もし、人間を洗脳することが出来、そこから敵攻撃を自在に指令できるとしたら・・・。新装置の軍事用途に軍部が目をつけた時、巨大なサスペンスが動きだした!
 「ウォーゲーム」に続き、そのバツグンのアイデアで、全米をノックアウトしたSFサスペンス。ニュー・メディアを先取りしたケタ外れのエンターテイメントだ!

◎映画史上初めて視覚化された究極の未来体験―“死”!
 カーレース、ローラーコースター、ハイウェー、アイススロープ、サーフライド、スカイ・ランデブー・・・etc。まるで、その場にいるような感覚で、眼前に展開するパノラミックな映像。ブレインストームはまさにワンダー体験の連続だ。
 が、ドラマのハイライトは、そんな子供だましの映像だけではない。「死」―人間の死の瞬間とは果たしてどんなものなのか?映画史上初めて記録された死の映像が凄い話題。キミのセンサーは、このドッキリ体験にどこまでついてこれるか!!

◎特撮表現の限界に挑んだハイ・テック集団!
 「2001年宇宙の旅」(67)、「アンドロメダ・・・」(69)、「未知との遭遇」(77)、「スター・トレック」(79)、「ブレードランナー」(82)、そして「ブレインストーム」―。監督のダグラス・トランブルの足跡は、そのままハリウッド特撮技術の発展だ。
 人工頭脳、超伝導体など、急速な進歩を遂げる科学テクノロジーにヒントを得たB・J・ルービンの原作を、70年代の幻の名作「サイレント・ランニング」に続いて2度目の演出。自ら率いるハリウッド特撮集団“EEG”の最新技術のすべてを投入して、スリリングな画面を生み出している。

◎いま、劇場が驚異のテクノスペースになる!!
 キャストは、“ブレインストーム”開発に命を賭ける若き科学者に「ディア・ハンター」のクリストファー・ウォーケン、その同僚に「カッコーの巣の上で」のルイーズ・フレッチャー、研究開発会社のオーナーに「まごころを君に」のクリフ・ロバートソン、そして、ウォーケンの妻に、惜しくもこの作品が遺作となったナタリー・ウッド。
 パナビジョン・レンズと70ミリ・フィルムの効果を最大限に発揮したリチャード・ユーリチックの撮影、ジェームズ・ホーナー(「スター・トレック2/カーンの逆襲」)サスペンス・サウンドで、いま劇場は、驚異のテクノスペースにころも変え!


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