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固有名詞事典/STAR SHIP:宇宙船

Yウイング戦闘機 Y-Wing Starfighter

  解  説■ 機体の形状がアルファベットのYに似ていることにその名前を由来する小型宇宙戦闘機。
反乱軍で使用される現用戦闘機のなかでは最も形式が古く、また最も多く実戦に投入されてきた。
R2もしくはR4型のアストロメック・ドロイドを搭載してハイパースペース航行が可能で、通常空間に出現したと同時に目標を奇襲、敵の応戦体勢が整う前に超空間に離脱する戦法を確立した。
パイロットと砲手が搭乗する複座のS3型は、固定もしくは低速で移動する目標へのイオン砲攻撃を得意とする。
砲手席を外して航法コンピューターを新たに装備した単座のA4型は、コクピット後部のイオン砲の有効射程に制限が加わるが、アストロメック・ドロイドと連同してハイパースペース航法の自由度を増したため長距離攻撃に使用される。
機体にゴールドイエローのマーキングがあり、デス・スター特攻時にYウイングで編成された部隊をゴールド隊と呼んだ。
搭乗パイロットはリーダー機=ダッチ、ゴールド2=タイリー、ゴールド5=ポップス。
スペック■ 船種名 :コーンセイヤーBTL・Yウイング戦闘機(単座型BTL-A4・ロングプローブ、複座型BTL-S3)
級種  :長距離戦闘爆撃機
分類  :小型宇宙戦闘機
全長  :16メートル
コードネーム:ゴールド1〜5
乗員内訳:操縦士1名(A4)、操縦士1名砲手1名(S3)
積載重量:110キロ、4立方メートル
ハイパースペース航行コード:1(高速)
亜空間スピード:80MGLT,SU/STP
航続期間:1週間(5日)
武装  :レーザー・キャノン2門(連動式)、プロトン魚雷発射管2門、軽イオン砲2門(連動式、射程方位360度、射角60度)
航行装備:アストロメック・ドロイド1体
機体材質:強化チタニウム・アルースチール
 
デザインジョー・ジョンストン
模型製作■グラント・マッキューン
模型解説■ 模型寸法は長さ71センチ、幅38センチ、高さ10センチで約1/16。
機種付近のみ実物大のモデルも作成された。
登場作品『スター・ウォーズ』(1977)
『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』(1980)
『スター・ウォーズ ジェダイの復讐』(1983)


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