インタビュー写真

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「宇宙刑事シャリバンの思い出 その1」

■ご自身の出演した作品で、特に思い入れのあるものを教えて下さい
■やはりデビュー作の「宇宙刑事シャリバン」ですね。
今の自分を作っているということもありますから、やはり「シャリバン」でしょう。

■印象に残ったエピソードなどは?
■「シャリバン」の1話と14話ですね。団地の上に立つ撮影だったのですが、あやうく転落しそうになり、死にかけました(笑)。あの時は恐かった・・・。
19話の吊り橋のシーンなどでは、催眠術にかけられたように、スタッフにわけもわからず2時間も吊り下げられたのが思い出深い・・・昼飯になるまで、誰も上げてくれなかったし、その場所へ行く間は命綱さえ無かった(笑)。
基本的に宇宙刑事シリーズは、「スタントなし」という方針だったのですが、今、考えると「よくやったよな」と思います。今、同じことやれと言われても出来ないんじゃないかな。

■今だから話せるというエピソードはありますか?
■まだ、喋れないな(笑)。

■当時の渡さんのテレビ・シリーズがいわゆる「追っかけ」を生み出したきっかけを生んだように思うのですが、思い出に残ることはありますか?
■子供を持つお母さんのファンがついたことが驚きでしたね。
当時は撮影所に近い場所に自宅があったのですが、ファンのお母さんに自宅まで電話がかかってきたことがありました。なぜか家を知っていた(笑)。
他のファンのお母さんは、子供の名前にシャリバンのお父さんの「電一郎」という名前を付けてくれた人もいました。その子ももう社会人になっているんでしょうね・・・。

■渡さんを知らない新世代のファンに向けて一言
■私はゲームはしないんですが、最近の家庭用ゲームソフトに中には、シャリバンなどのキャラクターが登場するようです。でも、ゲームだけでなくビデオなどでも私の作品に触れてほしいですね。
過去の作品と思わず、ぜひ、見てほしいですね。

ありがとうございました。

(c)ワタリヒロシ公式サイト製作委員会