宇宙刑事ギャバン 1982年3月5日〜1983年2月25日 テレビ朝日系毎週金曜日夜7時30分〜8時放映 富士の裾野にひとりの男が降り立った。 彼の名はギャバン。銀河連邦警察の宇宙刑事だ。 宇宙刑事の父と地球人の母を持つ彼は、母の故郷である地球を、宇宙犯罪組織「マクー」の魔手から守る為に派遣されたのだ。 ギャバンは一条寺列と名乗り、普段は乗馬クラブに勤めながら、マクーの悪事に目を光らせている。マクーのモンスターと戦う時は銀色に輝くコンバット・スーツを『蒸着』し、必殺技「ギャバンダイナミック」で、どんなに強い敵も粉砕した。 大葉健二が素顔のギャバンを好演、変身前でも(変身前の方が?)見応えのあるアクションで視聴者を魅了した。また、行方不明のギャバンの父ボイサーを千葉真一が演じ、ギャバンの「父親捜し」が物語の縦軸となって展開し、第43話「再会」は視聴率的にも最高に盛り上がった。 これまでのヒーロー像を覆す斬新なデザインや映像表現は今日まで続く東映ヒーローの新たなスタンダードを構築したと言っても過言ではない。 渡洋史は初期数話においてギャバンやダブルマンのスーツアクターを務め、42話「烈よ急げ!父よ」において森林警備隊員・伊賀電として初登場。これが実質的なデビューとなった。 (c)ワタリヒロシ公式サイト製作委員会/(c)東映 |