解 説■ |
脚本家。 南カリフォルニア大学の映画学科在籍中にジョン・カーペンターの監督デビュー作『ダーク・スター』に製作・特撮監督・主演で参画。 1975年、同作の特殊効果の腕をかわれ、ヨーロッパのフィルムメーカー、アレクサンドロ・ジョドロウスキーに雇われる。『デューン 砂の惑星』の映画化準備のためパリで6ヶ月間を費やしたが、資金調達が不調で計画は中止となる。 ハリウッドに戻り脚本家ロナルド・シャセットのもとで『エイリアン』の草稿をまとめる。 『スター・ウオーズ』にSFXマンとして参加、『エイリアン』の原案・脚本で注目される。 『エイリアン』は当初低予算で自ら製作・監督をするつもりだったが、R・シャセットの説得でウォルター・ヒルのブランディワイン・プロダクションに売り込み、大作として製作されることとなった。デザイン製作と特撮にかかわることを条件で得たオバノンは、異なる3つの世界のデザイナーとして、ロン・コッブ(地球文明)、クリス・フォス(宇宙を旅する異星人の文明)、そして『デューン 砂の惑星』の映画化準備中に知り合ったH・R・ギーガー(惑星原住民の文明)を招致した。 『バタリアン』では監督デビューを果たす。 |
作 品■ | 『ダーク・スター』(1971: Screenplay, Production Design) |
■ | 『スター・ウォーズ』(1977: computer automation and graphic displays) |
■ | 『エイリアン』(1979: story, visual design consultant) |
■ | 『ヘビーメタル』(1981: story) |
■ | 『ゾンゲリア』(1981: writer) |
■ | 『ブルーサンダー』(1983: writer) |
■ | 『スペースバンパイア』(1984: writer) |
■ | 『バタリアン』(1986: writer, director) |
■ | 『スペースインベーダー』(1986: writer) |
■ | 『エイリアン2』(1986: characters) |
■ | 『トータル・リコール』(1989: writer, story) |
■ | 『ヘルハザード 禁断の黙示録』(1991: director) |
■ | 『スクリーマーズ』(1996: writer) |
■ | 『エイリアン4』(1997: characters) |
■ | 『ヘモグロビン』(1997: writer) |
■ | 『Delivering Milo』(2001: actor) |