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「修羅雪姫」

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人を愛すること、涙を流すこと、そして笑うことすら知らないヒロインに感情が芽生えた時・・・
彼女は闘うしかなかった。

香港アクションと日本のＳＦＸを駆使した新世紀のエンタテインメント誕生！！

今だかつて誰もみたことのない女優・釈由美子の衝撃的なスクリーン・デビュー

21世紀の日本映画界を担うスターが、ここに誕生した。釈由美子――愛くるしい笑顔と天真爛漫なキャラクターで、雑誌グラビアからＴＶのバラエティまで席巻した彼女が、今までとは全く違う新しい顔でスクリーンに登場する。超ハイパーＳＦアクション『修羅雪姫』のヒロイン・雪でスクリーンデビューする彼女は、笑顔を一切見せず、想像を絶するハードなアクション・シーンにひたすら挑む。逃れられない己の宿命を断ち切るかのように刀を振るう雪。その熾烈で哀しい姿は、そのまま釈由美子自身の健気さ、ひたむきさと重なって、観る者すべてに圧倒的な興奮と感動を与えるであろう。

「私には誰かに残せるものなんてない・・」雪は、闘いの中で知った愛を守りきれるか

“その国”では、500年にも及ぶ鎖国政策が今も続けられていた。隣国で古来より近衛兵としてミカドに仕えてきた建御雷(たけみかづち)家は、帝政の崩壊とともに祖国を追われて“その国”に辿り着き、やがて誰をも殺す暗殺集団となっていた。建御雷家の若く美しい娘・雪は、あらゆる感情を抑圧し、冷徹に人を殺す刺客として育てられてきた。ある日、雪は母の死にまつわる重大な秘密を知り、組織を逃亡する。追手たちとの死闘の末、傷ついた雪はひとりの青年・隆と出会う。反政府組織の活動家である彼に介抱され、束の間の安らぎを得た雪。これまでの生き方に疑問を抱き始めていた隆。異なった境遇におかれた2人は、こうして運命的に出会い、次第に心惹かれあっていく。しかし建御雷家は一族を逃れようとする者を絶対に許さない。運命は2人に哀しい結末を用意していた。

愛と哀しみ、そして超ド級のアクションが日本映画の新時代を告げる

『帝都物語』シリーズや、『リング』シリーズなど、常に時代の先端を切り拓いてきたヒットメーカー一瀬隆重プロデューサーのもと、娯楽映画のプロフェッショナルたちが集結した。監督、佐藤信介。今年『LOVE SONG』で劇場用映画デビューを果たし、抑制の効いた端正な演出が評価された新鋭が、初のアクション映画に挑む。そして、“もうひとつの未来”ともいえる架空の国の鮮烈なビジュアルを生み出したのは、平成ガメラシリーズで日本特撮映画の流れを大きく変えた樋口真嗣。さらにウェズリー・スナイプス主演の超大作『ブレイド２』（2002年公開）のアクション監督を担当し、香港映画界のみならずハリウッドからも熱い注目を集めるドニー・イエンが華麗なワイヤーアクションを含むアクション・シーンの数々を演出。超一流の才能と女優・釈由美子の出会いが、ハイパーＳＦアクションという新たな地平を切り拓く。

修羅雪姫
2001年／日本／1時間32分／ヴィスタ／ＤＴＳステレオ

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shurayuki.com