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「宇宙空母ギャラクティカ」


        <キャスト>
アポロ大尉‥‥‥‥‥‥‥‥リチャード・ハッチ
スターバック中尉‥‥‥‥ダーク・ベネディクト
アダマ長官‥‥‥‥‥‥‥‥‥ローン・グリーン
ユリ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥レイ・ミランド
アダー‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥リュー・アイヤーズ
セリーナ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ジェーン・セイモア
アントン‥‥ウイルフレッド・ハイド=ホワイト
バルター‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ジョン・コリコス
タイ大佐‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥テリー・カーター
ザック中尉‥‥‥リック・スプリングフィールド

        <スタッフ>
製作総指揮‥‥‥‥‥‥‥グレン・A・ラーソン
監修製作‥‥‥‥‥‥‥レスリー・スチーブンス
製作‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ジョン・ダイクストラ
監督‥‥‥‥‥‥‥‥‥リチャード・A・コッラ
脚本‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥グレン・A・ラーソン
撮影‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ベン・コールマン
音楽‥‥‥‥‥‥‥‥‥スチュー・フィリップス
 〃 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥グレン・A・ラーソン
特撮監督‥‥‥‥‥‥‥‥ジョン・ダイクストラ

    【解説】
驚異の特殊音響センサラウンド
第4弾は、はるか銀河のかなたへ…

 「宇宙空母ギャラクティカ」=宇宙船というより、大銀河を駆ける要塞都市と呼ぶにふさわしい驚異の飛行体は全長約2,OOOm。光の速度に匹敵する超スピードで無限の宇宙を突っ走る。このギャラクティカを母船として、その背後に続く宇宙バス、ロケット定期船、そして攻撃用戦闘機ロケット船の大軍団。メカを満載したこの宇宙コンボイが人類の絶滅を狙う金属人間サイロンズの追撃を逃れ、新しい定住の星を求めて大宇宙横断の旅に出発する。‥‥‥
 壮大なスケール、波乱万丈のストーリー、凝りに凝ったメカ、そして息をのむ特撮効果とSF映画の醍醐味を全て十二分に満足させてくれるのが、スペース・スペクタクルというべきこの作品である。
 あえて、これを未来の物語とは呼ぶまい。「宇宙空母ギャラクティカ」の着想を得て、製作の総指揮をとったグレン・A・ラーソンはこう言っている。「人類のこの宇宙大脱出《エクソダス》は百万年先の話かもしれないし、あるいは初めてこの地球に住みついた我々の祖先の冒険物語であるかもしれない。いや、もしかしたら今この瞬間、宇宙のどこかでこれと同じ事が起こりつつあるかもしれないのだ」
 いずれにせよ、映画の大スクリーンとセンサラウンドの胸を直撃する迫力と興奮は、年令をこえてあらゆる観客を夢と冒険ロマンの世界へ引きづりこまないではおかない。
 多彩なキャストは、まずTV界出身の2人の新星リチャード・ハッチとダーク・ベネディクトがヒーロー役である宇宙のエース・パイロットに大抜擢を受け、このフレッシュなコンビを大ベテランのローン・グリーン(大地震)が「ギャラクティカ」艦長として貫禄で支える。さらに名優レイ・ミランド(ある愛の詩)、英国女優らしい典雅な美しさが光るジェーン・セイモア(007死ぬのは奴らだ)、ウイルフレッド・ハイド=ホワイト(マイ・フェア・レディ)など演技達者がドラマを盛りあげる。
 また金属の甲胃に身を固めたサイロン人や高度な知性を備えた昆虫人間オビオン人など宇宙人の名演技もこの映画のファンタジックな楽しさをより大きくふくらませている。
 監督はTV出身でこれがデビューのリチャード・A・コッラ。

〈驚異のセンサラウンド方式〉
●君もギャラクティカの乗組員になれる
 既に「大地震」「ミッドウェイ」「ジェット・ローラー・コースター」でその威力をまざまざと見せつけて、ある時は地震の恐怖に目もくらみ、ある時は戦場のまん中へ放り出されたような臨場感に観客をつつみ込んだ驚異の音響装置センサラウンド方式は、'74年MCA(ユニヴァーサル映画の親会社)とユニヴァーサル映画音響部か共同開発《アカデミー賞音響賞/特別業績賞・視覚効果受賞》した全く新しい音響システムです。
 その原理は劇場内に設置された数個の特殊大型スピーカーから人間の耳に聞こえない音波(超低周波)を発し、空気を振動させて観客を刺激する。この方式により轟音や爆発音と同時に全身か衝撃を感じ、画面の中に観客がいるような迫力を感じる事かできるのです。もちろん人体には無害です。

大銀河を駆ける宇宙空母ギャラクティカ
ギャラクティカの司令室
悪の象徴サイロンズ総統
昆虫種族オビオンズの女王
目2つ、口2つの宇宙人アンドロイド
サイロンズの兵士達


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