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「ドーベルマン」

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DOBELMANN
ドーベルマン

「衝撃的で挑発的！大論争が巻き起こること必至！」（ル・ポワン誌）
「全編が疾走するスピード！なんてエネルギーだ！」（ステュディオ誌）
「どんな人も刺激する映画！ヴァンサンが演じるようなスーパーヒーローは見たことがない」（プルミエール誌）
「モニカがついにスーパーモデルからスーパースターになった」（マダム・フィガロ誌）

話題騒然！フランスからもの凄いアクションがやって来る！

　97年のヨーロッパ映画界を震撼させた、超過激なアクション・エンターテインメント『ドーベルマン』がついにやって来る！原作はフランスで若者に圧倒的な人気を誇るジョエル・ウサンの犯罪小説「ドーベルマン」シリーズ。今回映画化にあたりウサン自ら手掛けたオリジナル脚本は、“クスリでラリって改造銃をブッぱなす”イカれた強盗一味と、悪魔のような警視との壮絶な対決を描いたバイオレンス・ストーリー。
　監督は、本作が長編デビュー作となるＳＦ出身のヤン・クーネン。本作の成功と共に、一躍ヨーロッパ映画界の台風の目となった彼は、1989年に製作した短篇「GISELE KEROZENE」でアヴォリアッツ映画祭のグランプリを受賞、リュック・ベッソンにその才能を高く評価された注目の新人である。コミックやマカロニウエスタンに影響を受けたオリジナリティあふれる恐るべき才能が、スリリングな脚本を得て見事に爆発、ハイテンションでスピーディーなトランス・ワールドが画面狭しと展開する。また、ＣＧを駆使したヴィヴィッドでパワフルな映像は、ゴルチェ、ＫＥＮＺＯ等のＳＦ製作で注目を集めるマク・ガフ・リーニュが担当。そして、全編を貫く嵐のような音楽は、オリジナルユニット《スキゾマニアック》のデジタル・ロック＆テクノ。劇中、欧米のロックシーンを制覇したプロディジーの大ヒット曲「VOODOO PEOPLE」が使用されているのも注目！
　主演の《ドーベルマン》には『憎しみ』のヴァンサン・カッセル、その恋人でセクシーな爆破スペシャリスト《ナット》にはスーパー・モデルのモニカ・ベルッチ、警視《クリスチーニ》には『ニキータ』のチェッキー・カリョ。その他フランスきってのくせ者俳優達が、ド派手な銃器片手に破壊的でキレまくりのキャラクター達を熱演する。フランスを始めヨーロッパ各国で公開と同時に賛否両論を巻き起こし、若者の熱狂的支持と共に大ヒットを記録した話題作、『ドーベルマン』旋風がついに日本を席巻する！

ＳＴＯＲＹ
　パリ市内の銀行で立て続けに強盗事件が発生。犯人はドーベルマンと名乗る強盗とその一味。クスリでラリって銃をブッぱなすイカれた奴らだが、犯罪の腕だけは世界一というから手に負えない。市警本部長のクロダレックは総動員で現場に乗り込み、壮絶な市街戦を展開するが、ドーベルマンの巧妙なオトリ作戦に手も足も出ずじまい。ユニオン銀行の現金を盗まれた上に、人質を盾にとられ目前で取り逃がしてしまう。なす術を失ったクロダレックは、ついに、犯人逮捕の為なら手段を選ばない凶暴な警視クリスチーニに走査の協力を要請した。クリスチーニの目的はただひとつ、ドーベルマンを自らの手で葬り去ること。
　かくして、神をも恐れぬドーベルマンと警察バッジをつけた悪魔クリスチーニの想像を絶する戦い（バトル）が始まった！

東京ファンタスティック映画祭'97クロージング上映作品
監督：ヤン・クーネン／原作・脚本：ジョエル・ウサン
ヴァンサン・カッセル／モニカ・ベルッチ／チェッキー・カリョ
ロマン・デュリス／アントワーヌ・バズレール
ドミニク・ベタンフェルド／フランソワ・ルヴァンタル
ステファーヌ・メッツゲール／シック・オルテガ
原作：ソニー・マガジンズ
サントラ盤：マーキュリーM.E.
1997年／フランス映画／カラー
スコープサイズ／1時間45分／ドルビーステレオ
提供：テレビ東京／ポニーキャニオン／コムストック
配給：コムストック