解 説■ |
メドフィールド大学のネッド・ブレイナード教授が発明した物質。 教授が実験中、化学方程式の+とーを間違えたために誕生した「空気より軽く弾力のある黒い物質」で、これを用いたフラバー装置によって自動車で空を飛ぶことができる。 最初のテストに用いた車はT型フォード。 また、フラバーを靴に張り付けることで、10m近い跳躍も可能。 |
製 法■ |
「まず塩水を加えた砂糖菓子1ポンドに、ポリユーリセインの泡をテーブル・スプーン一杯と、よく練ったイーストとを少々入れまして、まんべんなく練ってふくらませます。次に、これを、米の粉コップ一杯と同量の水をまぜ合わせて入れたシチュー鍋にそそぎ入れます。その上に、さらに糖蜜(モラセス)を加えます。そして、中味がふくれて蓋を持ち上げ、「バアー」と言うまで煮つめますと、立派なフラバーができ上がるのでございます。しかしこの映画のような特上のフラバーをつくりますには一寸独特の秘法がございますので無料でお教え申し上げるわくには参りませんので申し添えておきます。(ディズニー・プロ特殊効果部発表)」 |
登場作品■ | 『うっかり博士の大発明/フラバァ』(1961) |