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固有名詞事典/STAR SHIP:宇宙船

イベント・ホライゾン Event Horizon

  解  説■ 目的(公表):深宇宙探査
目的(実質):人類初の超光速推進機関、グラビティードライブ(重力推進)の実用実験
全長    :2.5km
乗組員   :16名
設計者   :ウィリアム・ウェアー博士

西暦2040年、人類初の超光速宇宙船として建造され、テスト航海へと出発。
クラビティードライブ作動直後に行方不明となる。公式発表では事故で爆発したものとされた。
西暦2047年、イベント・ホライゾンからと思われる通信を受信、アメリカUASCルイス&クラーク号が救助に向かう。
通信にあったラテン語は「リバラテ・トゥテメ・エクス・インフェリス=おのれを救え、地獄から」。
海王星電離層でコンタクト、乗組員の生存者はいなかった。
暴走したウェアー博士がルイス&クラーク号を爆破後、グラビティードライブを始動、動力部は博士とミラー大佐を乗せたまま重力井戸=ワームホールへと落ちたが、ブリッジ部は分離、救命ボートとして脱出する。
生存者はクーパー、ジャスティン、スタークの3名、重力タンクで72日間救出を待った。
 
デザイン■ピーター・ルービン 他
模型製作■デヴィッド・シャープ 他
模型解説■ 大小合わせて14台のモデルが製作された。爆発シーンに用いられた模型の縮尺は72分の1。
デザインのイメージはポール・アンダーソン監督による「十字架と寺院」で、ノートルダム寺院のステンドグラスや尖塔などがモチーフになっている。
登場作品『イベント・ホライゾン』(1997)


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