解 説■ |
アメリカG・S社製人型計算機。 ソビエトの金星探査船ベガに搭載。 2足歩行、腕部先端は3本爪状。 外観は全身銀色で頭部は透明ドーム型。 移送用に分解・組み立てが可能。 インターフェイスは音声で、敬語にしか反応しない。 これはロボットの奴隷制がが廃止され、人間に隷属しないため。 起動コードは音声認識で「7・12・9・ハロージョン、目を覚まして下さい」。 ベガに搭載されていた小型着陸船で乗員シェルバ、ケルンの2名とともに金星に着陸。 地表を探査中、火山の溶岩に行く手を阻まれた乗員はジョンの上に乗り横切ろうとするが、ジョンの脚部温度が500度に達した時点で自己保存機能が作動、荷物と認識している2名を溶岩に下ろそうとする。 水陸両用車で駆けつけたシリウス乗員によって2名は救出されるが、ジョンは溶岩に飲み込まれる。 |
登場作品■ | 『あらしの惑星』(1962) |