星乱拳客伝 外伝 −鋼の記憶−

星乱拳客伝 外伝 −鋼の記憶− 第7巻



承の起章

轟音と振動。
世界が崩壊したって言われても信じたかもしれない。
シャトルの明かりがチカチカッときたあと暗転。
すぐ非常灯が点々と灯った。
(破壊命令か。。。)
どこかに穴でもあいたのだろう急激な気圧の変化に鼓膜が悲鳴を上げていた。
鼻を摘まんで耳抜きをしながら俺は、いくつ想定される状況を考えた。
否定・動く・否定・動く・終了ってのが引っかかる。。。これはその作戦ってやつか。。。
ばりばりばりばりぃぃぃぃ
前方の破壊音が迫ってくる。
これでも動くなってか。
暗くてよくわかんなかったが、シャトルの中を飛び回っているのは人のようだ。
ってことは。。。
ばりばりばりぃぃ
天井がめくれ上がってる。
ばりばり・・・・・・
なんて作戦こしらえやがんだ。
バカじゃねーか?



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