星乱拳客伝 外伝 −鋼の記憶−

星乱拳客伝 外伝 −鋼の記憶− 第2巻



承の承章

兄ちゃんの名前はハル。
目の前で熱い紅茶と格闘している。
「自分、猫舌なんスよ」
きいてねーよ
ハルが言うには、数日前、街で偶然さっきの連中に出会ったという。
「絶対人違いなんスけどね」
あんときゃ世話になったなとか因縁つけられて、それ以来付け狙われてるらしい。
っということで、上泉さんとこの情報については収穫無し。
俺さっき「上泉さんとこのこと教えてくれ」って言ったよな。。。
一応お礼のつもりか、お茶はハルくんのおごりだ。
まっ頑張んなと肩を叩いて俺達は別れた。
これで、きれいさっぱり別れられたと思ってたんだがなぁ。



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