星乱拳客伝 外伝 −三つ目−

星乱拳客伝 外伝 トーナメント編 第9話

Nightclubbing



終章

あっけない幕切れであった。
突如、狂ったような猛ラッシュを始めたランメール。
その攻撃をさばきつつ神速のスピードで懐に入ったヘブンズ・ガーディアンが投げをうち、上から踏みつけジ・エンドである。

「そうですか」

アリーナに倒れた『歩ヒョウ』=『レン』を見下ろしつつ天道。

「そうですね」

何かを期待し、何かを失い、何かを得た。
そんな顔であった。

『文句(もんく)があるなら、かかってこいよっ』
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