星乱拳客伝 外伝 −三つ目−
Nightclubbing
終章
あっけない幕切れであった。
突如、狂ったような猛ラッシュを始めたランメール。
その攻撃をさばきつつ神速のスピードで懐に入ったヘブンズ・ガーディアンが投げをうち、上から踏みつけジ・エンドである。
「そうですか」
アリーナに倒れた『歩ヒョウ』=『レン』を見下ろしつつ天道。
「そうですね」
何かを期待し、何かを失い、何かを得た。
そんな顔であった。
完
『文句(もんく)があるなら、かかってこいよっ』
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